人生は有限であり、時間は最も貴重な資産であること忘れないよう死を意識する
人間、いつかは必ず死にます。
世の中に絶対と言えることがあまりない中で、絶対に間違いのない真実です。
生きているということは、時間を消費できるということです。
時は金なりと言いますが、時間はお金と違って貯めることも借りることもできず、ただ消費するしかありません。
だから、他人の時間を奪うことはマナー違反になります。
堀江貴文氏が、「電話してくる人とは仕事するな」というのもこれが理由ですね。
堀江貴文氏「電話してくる人とは仕事するな」 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
仕事をしている中でメールやチャットではその人の顔が見えないとか、コミュニケーションが不足しているといって気軽に電話を掛けたり飲み会を開こうとする前に、他人の時間を奪ってでもやる価値がある内容なのか、考える必要があります。
あと問題なのは、「人はいつか死ぬ」ということを忘れてしまうということです。
理屈では分かっているけど、実感が湧かないという感じでしょうか。
なぜかというと、経験したことがないからです。
大災害で大勢の人が死んだり、身近な人の死に直面して人生観が変わる人がいます。
自分の死を、仮想的に経験したからですね。
でも当然ながら、自分の死は未経験だから時間が経つと薄れてしまうのかもしれません。
私は有名人の訃報とか、ドキュメンタリー番組を見るたびに意識しようとしています。
でも、すぐに意識が薄れていってしまいますね。
そもそも四六時中、死を意識していたら逆に何もできなくなってしまうのかもしれません。
失敗するリスクを取ってでも何かに挑戦しようとか、思いにくくなるかもしれません。
でも、やっぱり忘れないようにしたいですね。
最近、人生時計というアプリをインストールしました。
人生をロウソクや砂時計に例えるのって、いいアイデアだと思います。
人生時計は、上の球体が残りの人生で、下の球体が過去の人生を表現しています。
時間が経つと、どんどん上の球体が小さくなってこれがゼロになったら人生終了です。
(残り時間は平均寿命から算出されています)
歳をとれば病気などで動けなくなることもあるでしょうから、思い通りに行動できる残り時間としてはもっと少なくなりますが、これは表現が難しいのは仕方ないです。
コストについて考えるなら、お金だけでなく時間についても考えるべきです。
無料で遊べるゲームは、お金は使わないかもしれませんが、時間を大量に消費するようにできています。(有料で遊べるものも、時間を消費しますが…。)
ゲーム自体、本当に時間を費やすべきものか考える必要があります。
マリオとか、ドラクエとか、モンハンとかをさんざん楽しんだ私がいうのだから、間違いないです。
今からもう一回人生やり直せるなら、ゲームはしないようにしますね。
通勤・通学にかかる時間も侮れません。
通勤手当もでるし家賃の安いところがいいという方もいるかもしれませんが、代償として最も貴重な資産を消費していることを、思い返す必要があります。
私は何に時間を費やしたいかというと、読書ですね。
やはり、先人の知恵の結晶だなと感じます。
ネット検索も便利なのですが、製本というフィルターを通すことで情報の品質がある程度保証されます。
読書も時間は使うので、コストパフォーマンスを追及する必要はあります。
読書のコストパフォーマンスを追求するために – 橘玲 公式BLOG
でも自分で情報を見極められるようになるために、ある程度いろんな本を読んで時間を消費するのはやむを得ないですね。
何をするにも時間は必要なので、今自分が消費している時間はその貴重さに見合ったものかを、何度も思い出すようにしたいですね。