行動し、継続するためのあれこれ

どうすれば行動できるかとか、それを継続できるかを考えます

先延ばしの対策は、一番解決したい課題1つに絞り僅かでいいから手をつけること

今回は、『DO IT NOW いいから、今すぐやりなさい』より、気になった点をピックアップします。

 

【先延ばしの対策】

  • 課題は細分化する
    よく聞く対策ですが、私はなかなかできていないです。
    動けない理由は、自分にとってハードルが高いと無意識に感じているからです。
    理想が高すぎる、プライドが高すぎる、楽して成果を得ようとしすぎているのかもしれません。
    こんなの意味あるのかな?と思うくらいに地道な事をコツコツやっていくしかないです。

  • 夕方に計画を立てる
    闇雲にやってはいけない、ということです。
    また、朝に計画を立てるとすぐに実行しないといけなくなります。
    それが悪いというわけではないでしょうが、夕方になるとできなかったことがグルグルと頭に残ってしまいます。
    夕方からできることなんてたかが知れているので、計画を立てて頭をすっきりさせましょう。

  • 1ミリでもいいから動かす
    課題の細分化と同じで、1ミリだけ動かしても意味がない、10メートルくらい動かせないと仕方ないと無意識に考えてしまって、結局全く動かせないというケースです。
    0から1を生み出すことが、もっとも大変です。
    逆に言うと、1ミリ動かせれば解決したも同然です。

  • 5分だけ実行する
    アルコール依存症の治療施設では、5分だけお酒を我慢することから始めるそうです。
    例えば英語の勉強を5分したところで、成績はほとんど変わりません。
    でもそういって結局なにもしない人と、毎日5分を頑張る人で数年後に大きな差がつきます。

  • 難題からスタートする
    何もやらないよりは簡単な課題から手を付ける方がいいのですが、人間の集中力は、朝がピークでだんだん減っていきます。
    朝に着手できなかった課題は、夕方にすることはできません。
    最も困難なことを、最初に片づけるのが吉です。

 

  • 紙に先延ばしの理由と、課題達成時の恩恵を書く
    頭で考えても、これらの事項は漠然としています。
    紙に書いてみるとやれば大きな恩恵を受けられるのに、つまらない理由で先延ばししていることがあります。
    自分の考えは、紙に書けることが全てです。
    紙に書けないことは、良くも悪くも単なる妄想に過ぎないと思います。

  • 先延ばしにしている課題に対する自分の気持ちを日記に書く
    結局自分が何をしたいのか、ということは意外と分かっていないものです。
    先延ばしにするのは本当は自分にとって必要ではないことかもしれませんし、
    やらないと必ず後悔することかもしれません。
    どちらにせよ、自分が何をしたいのかについて気づくことが大切です。

  • グズグズしているとダメだから、これからすぐに課題に取りかかろうと自分に言う
    「なんて自分はグズなんだ」と自分を責めたところで、自分に対するマイナスイメージが定着するだけです。
    人は自分がイメージしたものになりますし、自分がイメージしたもの以上のものにはなれません。
    自分を責める気持ちを、課題に取り組むイメージに変換しましょう。

 

  • 自分の思いを録音する
    グズグズ先延ばしするのも自分ですが、変わりたいと思うのも自分です。
    基本的にはグズグズする自分の方が強いのですが、変わりたいと思った自分の登場回数を増やすことで、弱い自分と対決できます。

  • 課題を1つに絞る
    現状に問題があると思えば思うほど、一気に物事を解決したくなります。
    しかしそれは課題の細分化とは逆の方法となり、対処する課題を大きくしてしまっています。
    焦る気持ちはわかりますが、できれば今の自分にとって最も解決したい1つの課題に集中しましょう。
    問題が複数あったとしても、それらを同時に解決することはできません。
    結局は、1つ1つこなしていくしかないのです。
    そうであれば、もっとも解決したい課題からこなすようにしましょう。
    それがある程度片付いたら、別の課題に取り組めばいいのです。