レギュラーになれない部活は、辞めた方がいい
小さい頃から運動が苦手で、球技などは特に苦手でした。
中学生の時に入った運動部も、面白くなくてすぐに行かなくなってしまいました。
高校生になって運動部に入った方がいいと親に言われて入ったものの、万年控えで雑用ばかりでした。
自分がどうしてもその部活内容に興味があって、やってみたいと思っていたならもう少し何とかなったのかもしれませんが、興味がないものはいくらやってもダメですね。
継続することは大切ですが、諦めることも大切です。
つまり、レギュラーになれそうもない部活は辞めた方がいいということです。
学校によるのでしょうが野球部とかサッカー部みたいな人気があるところは、1年くらいやれば大体自分がレギュラーになれる見込みがあるかどうか、分かるようになると思います。
見込みがないのであれば、辞めた方がいいです。
せっかくここまで頑張ったのにもったいないと思ったり、言ってくる人もいると思います。
でも1年目で見込みがないと分かれば、別のことに挑戦することに残りの2年を費やすことができます。
こういうのをサンクコストというのですが、分かりやすい例が、映画ですね。
入場料を払って90分の映画を30分観て、どう考えてもつまらない映画だと分かったとします。
ここで払った入場料がもったいないから最後まで観ようとなってしまうと、残り60分という貴重な時間という資産を、無駄に使ってしまいます。
レギュラーになれないことをつまらないと決めつけるなと言われそうですが、個々人がより活躍できる場所を求めることの方が、いいと思うんですよね。
途中で投げ出すのは、よくないと思われるかもしれません。
でも、無責任なことをしているわけではないんですよね。
自分には向いていない場所であることが、分かったというだけです。
続けるべきか辞めるべきかの判断は難しいですが、『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』に良い方法が紹介されていました。
以下、本書の内容を基に記載します。
「WOOP」と名づけられた法則で、願い(Wish)、成果(Outcome)、障害(Obstacle)、計画(Plan)の頭文字を取ったものです。
この法則にあてはめて、考えてみます。
まず、自分の願いや夢をイメージします(部活で活躍したい)。
次に、願いに関して自分が望む成果を具体的に思い描きます(レギュラーのポジションを得る)。
それから現実を直視し、目標達成への具体的な障害について考えます(〇〇が試合でできないと選抜されない)。
障害に対する計画を考えます(〇〇ができるよう練習する)。
この法則に照らし合わせてみて、やり続けるか諦めるかを判断するといいと思います。
結局すべてのことはできないから、何に時間を使うべきなのか考えようということです。
それを考えるために必要な尺度についても、先ほどの本に紹介されていました。
- 幸福感=人生を楽しみ、喜びと満足感を得る
- 達成感=何らかの業績でほかに抜きんでて、目標を達成する
- 存在意義=身近な人々に、ポジティブな影響を与え他者の役に立つ
- 育成=自分の価値観や業績によって、誰かの未来を助ける内容を伝える
これらの要素についてすべて最高を目指すのでなく、自分にとって「これで充分」と言えるレベルを目指すのがよいということです。
なぜなら時間もエネルギーも有限で、全てにおいて成功することは無いからです。
そして最終的には、「私は何を望んでいるのか?」という問いに向き合う必要がでてきます。
その望みを叶えるためには、計画が必要になります。
計画を練らないと楽なものを選んでしまい、自分を本当に幸せにしてくれるものを選ばなくなってしまいます。
私の場合でいえば、楽なものはネットやゲーム、本当に幸せにしてくれるものは読書やジムでの運動ですね。
いますぐ計画を実行に移すための手順については、以下が挙げられていました。
- 時間の使い方を追跡調査してみる
- 上司と話す
- 「To Doリスト」には落とし穴がある。すべてを予定表に記入すること
- 自分がおかれた状況をコントロールする
- 1日を首尾よく、予定した時間に終えよう
詳細については別途、記載したいと思います。