何かをインプットしたいなら、アウトプットするのが一番いい方法
何かを勉強したいのなら、教わるより教える方がいいです。
自分でも理屈としては知っていたのですが、行動に移せていなかったです。
私の場合の行動に移すとは、ブログを書くことですね。
ブログを書いて分かるのは、作家の人や有名ブロガーの人の文章が如何に完成度が高いかということです。
よく本のあとがきで本の作成に長期間苦労したといった話がでてきますが、これも自分で文章を作ってみるとよく分かります。
1500字くらいの文章でも最初から最後まで上手く脈絡をつけるのが大変なのに、本1冊となったらその何倍も大変なんだろうというのが分かるようになりました。
あと単純に、自分で文章を書くことで語彙力や表現力も上がります。
これまで漠然と見聞きしていた言葉も自分が使うとなると、この使い方が本当に正しいのかとか、もっと相応しい表現がないかとか、ここは漢字でなくひらがなの方がよいのではとか、いろいろな気づきが得られます。
文章力をつけたいのなら「文章の書き方」といった本を読むのでもよいですが、文章を発信するほうがよりよいと思います。
文章って論理さえ押さえれば誰でもできそうですが、どちらかというと運動のようにトレーニングが必要なものだと思います。
自転車に乗る前に「正しい自転車の乗り方」の本をいくら読んでも、自転車に乗らないと分からないことの方が多いです。
文章もそうでいくらポイントを教えてもらっても、実際に書いてみないと分からないことがたくさんあります。
私も本を読むことができれば、書くことは簡単なのかと思っていました。
それは、映画をたくさん見れば演技ができるようになると言っているようなものでしたね。
生産するのと消費するのは全然違っていて、消費はお金や時間さえ払えばできるけど、生産には知識や経験、技術がいるんです。
以下のちきりん氏のブログでは
「学びたければ金を払わず、稼げ」
「好きなことで金を稼がず、払え」
ということが言われています。
最近、ようやくこの意味が分かってきました。
「学びたい」というのは、最終的にはアウトプットする(稼ぐ)ために行う行為なので、そこで消費しては、稼いでいる人に学びの量で圧倒的に差をつけられてしまうんです。
一方でちきりん氏の「好きなこと」というのは趣味などの消費活動なので、そこで稼ぐ(生産活動)をしてはいけないのです。
テレビで電車が凄く好きで知識もあっていろんなグッズを集めているのに、鉄道会社で働かない人がいましたが、楽しむ(消費する)ためにそうしていたんですね。
楽しむのと稼ぐのでは、目的が全然違ってしまいますから。
アウトプットで大事なのは、続けることです。
学ばないと、アウトプットし続けることはできないです。
私は大体のことが3日坊主でどうしようもなかったので、このブログを立ち上げました。
今まで先延ばししないことや、継続するための本は割と読んだので、それを発信するのは簡単だろうと。
やってみると、まあ大変です。
文章もとっ散らかっているし、なにより全然書けない。
インプットとアウトプットが如何に違うかがよくわかりました。
しかも、書いても誰にも読まれない。
読まれる価値のあるものを提供し続けない限り、読まれないのは当たり前です。
でも、ここでくじけたらダメなんです。
あだち氏のサイトによると、やめる奴が多いのは得だということです。
情報発信(アウトプット)のメリットは【影響力とお金】が連結。素人(ビギナー)はインプット増大から。 | 本音と建前.com
ブログはどれくらいの人が挑戦して、どれくらいの人がやめるのかよくわかりませんが、続けるというのはやっぱり大変ですね。
でもこのブログのテーマが継続なので、続けたいと思います。